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医学薬学博士の健康訓

マドーヌ健康食品特許ビタミンC開発者

 医学薬学博士 齊藤徳男著『ビタミンCに親しむ』1998年発行より

タバコを吸わない

1940年、軍の薬剤官として研究に従事していた時に解剖した喫煙者と非禁煙者の肺の違い。タバコの煙のタールによって汚れた肺臓は酸素と炭酸ガスの交換が本当にされていたのかと疑うほどの有害さを感じさせました。まだタバコの有害性が問われていない時代から、タバコを吸わないようにと警鐘してきました。現在は世界中で禁煙運動をしています。タバコは万病の元であり、万病の源。最強の発がん物質を生成する、最大の苦しみへの道なのです。

出来る限り薬は飲まない

頭痛の時は鎮痛剤、胸やけの時は胃薬を飲むと、すぐにスッキリする。だから薬はありがたいものと思い込むことになり、私たちの生活と深いかかわりを持つことになっています。治療には病気の根源を除去するための療法と、単に症状を治すための療法とがあり、頭痛薬や胃薬はその場限りの療法の薬です。薬として副作用の不安もなく、原因療法的に用いるものは、ビタミンCのみです。副作用のない薬は、それ以外にはありません。(特徴4もご覧下さい)

水を十分に飲む

人の身体は60%が水であると言われていますが、これは平均の数値で、若い人の皮膚は若々しく、しわの増えた老人とは明らかに違います。幼児は70%以上が水、老人は50%以下と言われ、老人は脱水症状になりやすいです。水を十分に飲んで、体液・血液の流れをよくして、体内での化学反応、栄養の吸収と運搬、無要物の排泄を速やかに能率よく進行させることが若さを保つためにも重要なことなのです。

ビタミンCに親しむ

特徴2で、ビタミンCを薬と書きましたが、この考えは本当の効能の理解を阻害し大きい誤りとなります。ビタミンC欠乏症(壊血病)の時にのみ薬と考えるべきもので、通常は食物としてとるものです。健康維持のための原動力となる酵素・ホルモンは体内で生産されますが、ビタミンだけは食物から補給されなければなりません。家畜は草からビタミンCを大量に食べるにも関わらずさらに体内でも合成します。ビタミンCは大量連続摂取しても無害であり、むしろそれほど必要としている証拠です。欠乏症を防止するためには1日40~50mgと言われていますが、種々な効果をもたらすためには5,000~10,000mgが適正量です。他のビタミン類は、通常の食物だけで十分な必要量を摂取できますが、ビタミンCだけは大量摂取が適正量なのです。

 

 【 齊藤徳男医学薬学博士 略 歴 】

1917年 誕生

東京帝国大学医学部薬学課選科(薬品製造化学)入学後、

陸軍薬剤少、陸軍薬剤中尉として名古屋陸軍病院、漢口第一陸軍病院 勤務

復学後に薬学博士(東京大学)

大阪薬学専門学校教授、

大阪大学付属薬学専門部教授、

大阪大学医学部助教授、

大阪薬科大学教授を経て、

医学博士(山口大学)

家業である 近畿医薬品製造株式会社取締役社長

阪南大学教授

(株)齊藤薬科研究所代表取締役

2012年 病院に亡くなる